BCAAとは～BCAAの意味筋トレ用語の筋肉大全

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筋トレ用語＞ BCAA

BCAAとは、必須アミノ酸、バリン、ロイシン、イソロイシンの総称だよ。
何のことかさっぱりだと思うから順を追って説明していくぞ。

私たちの体は約16％がタンパク質からできているんだけど、このタンパク質を
構成しているのが20種類のアミノ酸で、そのうち9種類は必須アミノ酸と呼ばれる
体内では作り出すことができないアミノ酸なんだ。

その必須アミノ酸の中にバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸が
あるんだけどこれらを総称してBCAAって言うんだよ。

筋トレをすると筋肉は筋グリコーゲンや血液中のBCAAをエネルギー源として
動くんだけど、それらがなくなると筋肉の材料となっているタンパク質を分解して
BCAAを作り、これをエネルギー源として利用してしまうんだ。
つまり筋トレしてるのに筋量が減っちゃうってこと。

このような筋肉内のタンパク質分解を防ぐには血液中のBCAAが不足しないように
筋トレ前にBCAAを摂取した方がいいんだ。

BCAAを摂取するとおよそ30～40分くらいで血中濃度が最大になり、2時間程度で元の
レベルに戻るからトレーニングの30～40分くらい前に摂取するのが望ましいんだよ。

BCAAの摂取タイミングは筋トレの約30～40分前！
1回の摂取量はだいたい5～10ｇ
（体重の軽い人や女性は5ｇ、重い人やハードな筋トレを行う人は10ｇ）

BCAAの作用には今回解説した運動時のエネルギー源以外にも
筋タンパク質の合成、テストステロン低下の防止、体脂肪の減少などがあるよ。

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