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筋肥大 可動域

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037  フルレンジは間違い、正しい可動域を知ろう

  筋トレは筋肉を思いっきり伸ばし、最大限収縮させるために可動域をいっぱいに
使ってフルレンジでやるのが基本だと言われているけど
これは正しくもあり、間違いでもある。

ベンチプレスでいうとバーベルが胸に触れるまで深く下ろす必要はないんだ。

このイラストのように肘が肩のラインよりも下に出ないようにする。
大胸筋の伸展はこれくらいで十分で、これ以上深く下ろすと大胸筋の力ではなく、
関節と腱で負荷を支えているだけで、バーベルを持ち上げる力を存分に
発揮できない状態なんだ。


もし胸に触れるまでバーベルを下ろしてしまうと、力の限界が近づいたとき、まだ余力が
残っているにもかかわらず、力を発揮しにくい状態なのでバーベルを拳上することが
できず、本当の意味で限界まで攻めることができないんだ。

そして大事なポイントをもう一つ。
上げ下げの限界が来たら、そこで終了せずに下げる深さを少しずつ浅くして
回数を重ね、全く下げることができなくなるまで反復を続けよう。
こうすることで本当の意味で大胸筋を完全に追い込むことができるよ。


全ての種目がこの方法を適用できるわけじゃないけどスクワットなんかは
ベンチプレスと同じ方法で筋肉を限界まで追い込むことができるよ。
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