たんぱく質の吸収～たんぱく質の吸収を簡単解説　基礎から学ぶ栄養学

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たんぱく質の吸収

筋肉を作る材料となるたんぱく質の吸収について学んでおこう。
食品に含まれるたんぱく質はそのままの形では体内に吸収されない。
まず胃に送り込まれたたんぱく質は消化酵素によって消化が始まる。粥上になった後、
少しずつ十二指腸（小腸）に送り込まれ、たんぱく質の最小単位であるアミノ酸まで
分解される。その後、アミノ酸やペプチドの状態で空腸・回腸から吸収されるんだ。

ちなみにビタミンB6はたんぱく質を分解してアミノ酸にする酵素と、
アミノ酸を別のアミノ酸に組み替える酵素の補酵素としてその働きを助けるよ。

ミニマッスルメモ

たんぱく質の1回の最大摂取量は多くて30ｇまでにしよう。これ以上摂っても
ちゃんと問題なく消化吸収されるが、余分に摂取したたんぱく質は体脂肪として
蓄積されるばかりか肝臓に負担がかかって肝臓を痛めてしまうよ。

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