針金とワイヤーの違い
- 概要 -
針金とは、金属を細長く伸ばしたもので、糸状になった金属のことである。ワイヤーとは英語のwireからの音訳で、針金やその他の電線などのことを指す。
- 詳しい解説 -
針金とは金属を細長く伸ばす加工をしたもので、糸状の金属である。通常は鉄でできたものであるが、その他の金属のものもある。表面をビニール被膜でコーティングしたものや、紙などで覆ったものもある。針金の太さは「番手」と呼ばれる単位で表されており、番手が大きいほど細くなる。
ワイヤーは英語のwireから音訳された語で、針金と同じもので、同様に金属を細く糸状に加工したもののことである。太さの単位も同じ「番手」を使う。
針金とワイヤーの違いは、主にどのような用途に使われるかによって異なっている。例えば、工事などの建築材料などで使われる場合は針金と呼ぶが、被膜がされていたり装飾が施されているものなど、手芸や雑貨制作で用いられるものはワイヤーと呼ぶことが多い。基本的に素材として使われる場合は針金、製品として使う場合はワイヤーと呼ばれることが多い。
また、ワイヤーは針金以外の電線やケーブル、ロープのことを指すときにも使われる。例えば、通信に使われるケーブル(電線)は通信用のワイヤーと呼ばれたり、登山の用具に使われるロープもワイヤーと呼称したりすることもある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。