トンカツとメンチカツの違い

トンカツとメンチカツの違い

- 概要 -

トンカツもメンチカツも豚肉料理であるが、トンカツは豚肉のロース肉やヒレ肉を用いるのに対して、メンチカツは豚肉のひき肉を用いる。

- 詳しい解説 -

トンカツもメンチカツメンチカツもどちらも豚肉を使用した肉料理のことである。肉にパン粉をつけて油で揚げたものであるが、トンカツは主に豚のロース肉の厚切りや、ヒレ肉の厚切りを用いる料理である。メンチカツは豚肉のひき肉つまりメンチ(ミンチとも)を用いる。

トンカツは厚切りの豚肉に、塩、コショウ、その他香辛料などをふりかけ、小麦粉、溶き卵をくぐらせたあと、パン粉にまぶして油で揚げるものである。トンカツ、メンチカツの「カツ」はこのパン粉をつけてあげるという調理法のことを示している。

メンチカツは、豚肉のひき肉に、みじん切りした玉ねぎと塩、コショウ、香辛料などを入れ、よく練り、その後、2〜3cm程度の手のひら大またはボール状に成形する。それらを、小麦粉、溶き卵にくぐらせ、パン粉にまぶして、油で揚げれば出来上がりである。メンチカツは言ってみれば、ハンバーグに衣をつけて揚げたものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。