盗塁とヒットエンドランの違い

盗塁とヒットエンドランの違い

- 概要 -

野球において、盗塁とはあらかじめ出塁していた選手が隙を狙って次の塁に進塁することを言う。ヒットエンドランとは、投手が投球するのと同時に出塁していた選手が走り出し、バッターはその球を打つものである。

- 詳しい解説 -

盗塁とは、野球において、あらかじめ出塁していた走者が、守備側の隙をついて次の塁へ進塁することである。盗塁が記録されるのは、安打、刺殺、失策、封殺等によらないで次の塁へ走者が進んだ場合である。

日本のプロ野球において盗塁の記録が最も多いのは福本豊選手(1969−1988)で1065盗塁である。第二位は広瀬叔功選手(1956−1977)の596盗塁である。

ヒットエンドランとは、投手の投球と同時に出塁していた走者は次の塁に向かって走りだし、打者はその投球を必ず打ち、走者を進塁させることを狙う戦術のひとつである。つまりHit(打撃)and Run(走塁)である。

ヒットエンドランを狙った場合でも、打者が投球を打ち損じることもある。その場合は、走者が進塁に成功していれば、走者の盗塁が記録され、進塁が失敗してアウトになれば盗塁刺となる。つまり、ヒットエンドランではなく、単なる盗塁行為があったという扱いである。

もし、カウントが3ボール、2ストライクのときにヒットエンドランが失敗した時には、打者は三振、走者は盗塁刺となる。これは「三振ゲッツー」のことである。
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