道路と道の違い
- 概要 -
道路と道は一般的な会話などでは使い分けがないが、建築基準法や道路法では幅員４ｍ以上のものを道路としている。他の法律においても定義がある。
- 詳しい解説 -
道とは、一般的に人や車が通行する土地のことを言う。
道路は、各種の法律のその定めがあるもので、一般的には幅員（道幅のこと）４ｍ以上の道を道路としている。
道路法においては、幅員４ｍ以上のもので、国が管理する国道、都道府県が管理する都道府県道の他に市町村道、区道があるとされている。これらはすべて公が管理する公道である。
建築基準法においても、幅員４ｍ以上のが道が道路とされている。私道も含まれる。建築基準法は通常建築物を設計、建築するときにおいても、道路との関わりが強いため、同法でも道路の定義がなされている。これは、建築物の敷地は、幅４ｍ以上の道路に２ｍ以上の長さで接していないといけないという接道義務や、道路からのセットバックが必要な建築物があること（４ｍ未満の道路に接して立っている建築物は新規に立て直すときには道路幅４ｍを確保するために、２ｍ以上後ろに下げて建築することが必要）などがあるためである。
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