トイレットペーパーのシングルとダブルの違い
- 概要 -
トイレットペーパーのシングルは紙が一重なのに対して、ダブルは二重になっているものである。同じメーカーの同じシリーズのトイレットペーパーであれば、全長はダブルはシングルの2分の1である。しかし、二重になっているので重量的には同じ重さである。
- 詳しい解説 -
トイレットペーパーのシングルとダブルの違いはその厚さである。シングルのペーパーは一重だが、ダブルはそれが二重になっている。そのため、同じメーカーの同じシリーズのシングルとダブルでは、同価格でもシングルはダブルの2倍の長さがある。しかし、重量的にはダブルが重なっているだけなので、同じ重さとなっている。一般的には、ダブルが３０ｍ程度、シングルが倍の６０ｍ程度の長さで売られている。ちなみに、横幅はＪＩＳ規格で決まっているため、ほとんどが１１４ｍｍである。
関西と関東では、シングルとダブルの売り上げの比率が異なることが知られている。関西ではシングルが好まれ、関東ではダブルが好まれている。詳細な理由はわからないが、節約好きな関西人はシングルを使用し、柔らかい質感を重視する関東ではダブルを使用する傾向があるといわれている。
シングルは長く引き出したつもりでも、ダブルに比べて消費する長さが少ないため、節約志向の人には好まれている。また、子供がいる家庭では、子供が面白がって必要以上に引き出してしまうためシングルにしていたずら防止にしているところもある。ダブルは、肌触りが柔らかいため、質感を気にする人や、吸水性がアップするため、しっかりとふき取りたい人に好まれる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味？ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・！そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。
