建前と本音の違い
- 概要 -
建て前とは、表向きの考えや原則としている方針などのことを言う。本音とは、本心からの考えやその言葉のことを言う。
- 詳しい解説 -
建て前とは、原則としているものや表向きの方針、考え方などを言う。本音はその対義語で、本心からの言葉や、本心で思っていることを表す。
本音と建て前という考え方は日本人の思想や社会によくあらわれるものと言われている。建て前とは、その人が社会においてあるべきと通常思われているような考え方、常識とも換言できるものであるため、本心では別のことを考えていたとしても「立場上」やむを得ず、建て前のような発言や態度をとらざるを得ないということがよく見られる。
これは、いわゆる日本人の「空気を読む」という性質に基づいている。そのため、周囲の状況や周囲からの期待に沿うため、自分の本音と建て前を使い分ける能力に長けているのである。日本人同士ではお互いに、建て前として話をしていてもその本心はどこかしら見えるものであり、そういったところを察していくことで日本社会は成り立っている。しかし、こういったやり方は国際社会、特に欧米文化においては理解されがたいため、国際貿易などの場面では注意が必要だ。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。