建具と建材の違い

建具と建材の違い

- 概要 -

建具(たてぐ)は家屋において、障子、ふすま、ドア、窓などの部屋などのしきりに使われるものの総称である。建材は建築の際に使われる素材のことを言う。

- 詳しい解説 -

建具(たてぐ)とは、窓、障子、ふすま、ドアなどの部屋と部屋を仕切るもの、部屋と外部を仕切るもの、開け閉めできるものの総称である。基本的に可動式で、雨・風をしのぐのが外部との建具、音や熱などを仕切るのが屋内の建具である。

建材は、建築の材料一般の総称をいう。例えば建物の構造自体に使うものは構造材、内装に使う材料であれば内装材、屋根の使うのであれば屋根材、床に使うのであれば床材などと細分化できる。材料の素材に着目すると、石であれば石材、木であれば木材、金属であれば鉄鋼材となる。

大きく見れば建具も建築物の材料の一部であることから、建材の一セクションと見ることができるが、一般に建材という場合には、建築物のそのものの材料のことを言い、建具などの後々に付け加えられるもの、取り外しが容易なものについては含まないことが多い。
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