スエットとトレーナーの違い
- 概要 -
どちらもスウェット生地で作られた洋服のことを意味しているが、スウェットが英語なのに対して、トレーナーは和製英語である。
- 詳しい解説 -
スウェットとは、もともと英語のsweat(=汗)からきている語で、汗を吸収する(吸収させる)ものであることからこのような名前がついている。
スウェットはスウェット生地から作られることからこのように呼ばれることになっている。スウェット生地とは、多くは綿で作られ、外側は平織のジャージー、内側はタオルのようなパイル織になっている。伸縮性のあるジャージーと吸水性のあるパイル織の二つが一体化しているために、運動用の衣料として最適である。そのため、運動時によく着用されるほか、寝間着として着られることも多い。また、身体を締め付けず快適かつ簡便に着用できるため、一時若者を中心に上下セットアップになったスウェットを外出着として着ることが流行した。
トレーナーとは上記スウェット衣料のことである。スウェットが英語であるのに対して、トレーナーは和製英語であるため、外国人には通じない。トレーナーと呼ばれるようになったのは諸説あるが、運動の前後にスポーツ選手が着用していたことから、トレーニング(training)用の衣類というとこでtrain+erでトレーナーと呼びならわされるようになったというのが有力である。
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