修理と手直しの違い

修理と手直しの違い

- 概要 -

修理とは壊れたところを元に直すことを言う。手直しとは、よりよいものにするためにすることで、不完全と思われる部分を直すことを言う。

- 詳しい解説 -

修理とは壊れたり、傷んだりした箇所に手を加えて直すことで、再び使用できるようにすることを言う。修理の対象になるものは、使用に影響をきたすような壊れ方をしたものなどである。

手直しとは、何かが完成した後で、不完全なところについて再度手をかけて直すことを言う。手直しの対象となるものは、すでに一応は出来上がっているものであるから、手直しをせずとも使用または鑑賞に耐えうるものである。

修理をする際の目的は再び使用するためであり、使用による経年劣化などを補修することで、新品のような機能の回復を図るものである。しかし、手直しは、曲がりなりにも一度出来上がっている完成品に再び手を入れることであるから、その目的は修理とは異なる。手直しの目的はその物品の完成度をさらに高めること、より良いものに改良するためである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。