自主的と自発的の違い
- 概要 -
自主的も自発的もどちらも自ら進んで物事を行うことを言うが、自主的が他からの干渉がないことを言い、自発的は他からの命令がないことを言う。
- 詳しい解説 -
自主的も自発的もどちらも自分から進んで物事を行うことを言う。
しかし、自主的の方は「自らが主」で行うということに重点がある。つまり、他人の干渉を受けたり、他からの支援を受けてということではなく、自分が主体となって、自分の意志で物事を進めていくということである。
自発的は「自らが発する」ということであるから、その意思決定において、誰かの命令を受けたり強制されたりしたわけではなく、自分でしたいと思って始めた、進めた、ということが重点である。
「生徒の自主的な課外活動」であれば、その課外活動については、先生から干渉を受けたりせず、いつどこでどのような練習メニューを行うか、参加するかしないかなどはすべて生徒が自分で考えて決定し、運営を行っているということである。
「生徒の自発的な課外活動」であれば、その課外活動は、先生から命じられたわけでもなく、コーチや監督から強制されたわけでもなく、生徒たちがやりたいと思って始めたこと、ということである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。