紫綬褒章と文化勲章の違い

紫綬褒章と文化勲章の違い

- 概要 -

紫綬褒章とは、紫の綬のついた記章のことで、学術・芸術などの分野で顕著な功績があった人に授与されるものである。文化勲章とは学術・芸術などの分野に顕著な功績を残した人に授与される勲章のことである。

- 詳しい解説 -

褒章とは、国が個人・団体を対象に授与する褒章で、何らかの分野で優れた業績を上げたり、顕著な功績があったりした場合に授けられる。褒章の種類は、紅・緑・黄・紫・藍・紺の6種類ある。

紅綬褒章は自己の危機を顧みずに人命救助をした方対象、緑綬褒章は長年にわたる社会奉仕活動に従事し顕著な実績がある方対象など、褒章の色によってその授与対象となるものが異なる。

紫綬褒章は、科学技術分野での発明・発見、学術・スポーツ・芸術分野での優れた業績を上げた人が対象となっている。近年では、2016年秋の褒章授与では、リオデジャネイロ五輪の金メダリストや2015年春の浅田次郎(作家)、谷村新司(シンガーソングライター)、2014年秋の桑田佳祐(シンガーソングライター)などがある。

文化勲章とは、国が、科学技術や芸術などの文化の発展向上に著しい功績のあるものに対して授与する勲章のことである。春と秋の2回授与が行われ、内閣総理大臣立ち合いの元、皇居にて天皇陛下から直接授与される勲章である。文化勲章受章者は、終身年金が与えられる。(平成28年度では年額350万円)
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。