参事と主事の違い
- 概要 -
参事も主事も主に公の機関でもちいられる役職名である。一般的には主事は平社員相当、参事は課長〜部長相当とされる。
- 詳しい解説 -
参事も主事も市町村や都道府県などの地方公共団体やその他公務員や公共団体で使われる職名のことである。
その職位がどの名称であるのかについては各団体ごとに異なるため、確定的にどの職位がどう、とは言うことができないが、一般的には主事は平社員相当、参事は課長〜部長相当とされる。
公務員の役職は、下から順に、主事、主査・係長、課長補佐・参事、課長・主幹、課長というのが一般的であるが、参事がさらに上の部長級の役職であることも多く、さらにその上に参与という役職があることがある。参与のレベルであると、大概は各部局の長であったり、団体の長の顧問的な待遇であったりすることも多い。
地方公共団体などにおいては、課長や係長といった役職と参事、主査といったような職位が混在することがある。これは、係長、課長、部長といった役職は数が限られているため、同等のレベルの者に対してその職位があるということを示すためにそういった名称が必要だという事情がある。そのため、例えば、総務課において、総務課長は１名しか配置できないが、同等の職位のものを配置したい場合に参事などの職名で配置することがある。
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