サルモネラとノロウイルスの違い

サルモネラとノロウイルスの違い

- 概要 -

サルモネラは高熱と下痢を引き起こす腸内細菌のひとつをいい、ノロウイルスとは激しい下痢や嘔吐を引き起こすウィルスである。

- 詳しい解説 -

サルモネラは腸内細菌のひとつで、人に感染することで高熱や下痢などを引き起こす病原性の細菌である。一般的にサルモネラ菌と呼ばれるのは感染性の食中毒を起こすネズミチフス菌や腸炎菌のことで、サルモネラ属菌のことである。サルモネラ属にはこれらの菌の他に、チフス菌やパラチフス菌なども属している。

ノロウイルスとは、感染性胃腸炎を引き起こすウィルスである。特に冬場に流行する。人の手指や汚染された食品を食べることで感染し、嘔吐や激しい下痢、腹痛を引き起こす。二枚貝が感染源になることがよくあり、特にカキは冬場に生食されることが多いため注意が必要とされる。ごく少量のウィルスでも感染、発症するため、感染者からの二次感染の防止ができな場合、集団で感染してしまう。よく消毒などに使われるアルコールは効き目が大きくないため、充分な加熱(85度以上で1分以上)をするか、次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターなど)による消毒を行うのが良いとされる。

サルモネラは細菌であり、ノロウィルスはウィルスであるため、病原体の大きさや種類がそもそも全く異なるのである。
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