砂漠とデザートの違い
- 概要 -
砂漠は英語でいうとデザート(desert)であり、両者に違いはない。ただ、英語のデザートには無人の荒野の意味があるほか、住む人がいない、寂しいという形容詞としても使うことができる。
- 詳しい解説 -
砂漠とは雨量がほとんどなく、岩石や砂などばかりで植物が育だたない土地という。年間降雨量がおおむね250mm以下の地で、岩石が多い岩石砂漠、礫(細かい砂の粒)礫砂漠などがある。
砂漠を英語にすると、desert(デザート)である。英語のdesertは、砂漠という意味の他に生物がいない不毛の土地を指す言葉でもある。また、形容詞として使用することもでき、その場合は、砂漠のような、や、住む人がいない、寂しいという意味で用いられる。これはdesertの語源がラテン語のdesertum、見捨てられた土地であることの影響である。
日本語の砂漠にはこういった意味はないが、砂漠のように茫漠としていること、水のような潤いがないことを比喩的に用いて、1976年には内山田洋とクールファイブが「東京砂漠」という曲を発表している。
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