サーキュレーターと扇風機の違い
- 概要 -
サーキュレーターは主に空気を循環するために取り付けられる器械のことで、扇風機は風を発生させることで涼をとるための器械である。
- 詳しい解説 -
サーキュレーターは、空気を循環させるための器械である。室内の空気を効率よく循環させるために、直進性のある風を発生させる。中には扇風機のように羽を回転させることで起こる風を利用するサーキュレーターもあることから扇風機と混同されがちであるが、まったく異なる目的の器械である。
扇風機は一般的に羽根を回転させてることで風を起こし、夏場に涼をとる器械のことである。クーラーが普及する前にはどの世帯にも必ずあった電化製品である。扇風機の開発当初には、数枚の団扇（うちわ）を手動で回転させて風を起こす仕組みのものもあった。その後１９世紀後半には、モーターが発明されたこともあり、モーターによる電動の扇風機が開発された。日本では当初は電気扇と呼ばれていた。
現在では、羽根の部分に幼児やペットなどが手を入れると危険なことやデザイン性の追求などから羽根のない扇風機が登場し人気を博している。
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