コンポートとピューレの違い

コンポートとピューレの違い

- 概要 -

コンポートは果物を砂糖漬けにしたり、砂糖で煮詰めたものを言い、ピューレは野菜や果物をすりつぶし、煮詰めたものを言う。

- 詳しい解説 -

コンポートとは、フランス語でcompoteと書き、果物を砂糖で煮たもので、ヨーロッパにおいては伝統的な果物の保存料理である。似た料理にジャムがあるが、こちらは果物を刻んで、大量の砂糖で煮詰める料理で、コンポートの方が果物の形が残り、味もジャムに比べて薄味である。食べ方はそのまま食べることもあるし、アイスクリームに添えたり、ヨーグルトにかけて食べることもある。

ピューレはフランス語のpur?eからきているもので、野菜やくだものをすりつぶしたものをさらに裏ごしした料理のことをいう。どろっとした液体状になるため、口当たりがよく、そのまま料理のソースとしてかけたり、そのベースとして使われたりする。また、くだもののピューレは菓子を作るときにも使われる。日本においては、ピューレといえばトマトピューレがよく使われる。これはトマトを煮込んで裏ごししたもので、イタリア料理には欠かせない食材である。

コンポートとピューレの違いは、もともとの素材の形がピューレでは失われているがコンポートではのこっていることが多い。そして、味であるが、コンポートは砂糖を足しているがピューレは素材そのままの味である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。