志と信念の違い

志と信念の違い

- 概要 -

志は、何かを心に決めたり、そのことを目指す気持ちのことを言うが、信念は自分が正しいと思う考え、自分が正しいと思うことを貫く気持ちを言う。

- 詳しい解説 -

志は、心に定めた目標のこと、またそれを達成しようとする心持ちのことを言う。目標は何かになろうとするものや、何かをしよう、成し遂げようとするものなどがある。「志を同じくする」であれば、複数人の間において、同じ目標を心に決めてともに達成しよう目指すことを言う。

信念は、自分の考えが正しいと信じ、疑わない心をいう。自分の自信のみなもとであり、それを堅固に守っている考えのことを言う。自分が正しいと思っていることが信念であるので、信じていることの内容が必ずしも社会通念上または科学的に正しいものでなければならないということはない。

志は何かに向かう志向性のある気持ちの事であるが、信念は外というよりも自分の内にある気持ちにブレを生じさせないことをいう。「信念を貫く」「まっすぐな信念」という言葉があるように、それを曲げずにいることはなかなか難しい。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。