腰湯と半身浴の違い
- 概要 -
腰湯は比較的熱めのお湯に腰から下をつける入浴方法のことで、半身浴は比較的ぬるめのお湯に腰から下をつける入浴方法。
- 詳しい解説 -
腰湯も半身浴も体の一部のみをお湯につける入浴方法である。全身をお湯につける全身浴よりも体に負担が少ないにもかかわらず、全身に温浴の効果が表れ、一説によると全身浴よりも高い効果があるとされる。
腰湯と半身浴の違いであるが、腰湯は腰から下を比較的熱めの45度以上のお湯につかる方法をいう。もともとは漢方医学の考え方によるもので、腰とおなかを集中的に温めることで月経不順や生理痛、冷え、不妊症などの治療として行われていたものである。高い温度のお湯につかることで、骨盤内の血流が良くなり、短時間でも代謝を高める効果があるとされる。
半身浴はみぞおちから下を比較的ぬるめの40度以下のお湯につける方法を言う。湯温が低いため、長時間の入浴が可能で、発汗などによるダイエット効果や血流の促進による冷えの解消などの効果があるとされ、若い女性を中心に広がっていった。次第に、全身をお湯に入れないため、水圧による体への負担が少なく、ぬるめのお湯であることから急激な血圧上昇がないことから、心臓に病気がある人や高齢者にも向くとされ、広く一般的な入浴方法となった。
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