古今和歌集と新古今和歌集の違い

古今和歌集と新古今和歌集の違い

- 概要 -

古今和歌集は我が国最初の勅撰和歌集で、醍醐天皇の下命により作成された。新古今和歌集は、第八番目の勅撰和歌集で、後鳥羽上皇の下命で作成された。

- 詳しい解説 -

古今和歌集は、わが国最初の勅撰和歌集で、後醍醐天皇の下命によって編集されたものである。選者には、紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑が選ばれており、913年に成立している。選ばれた歌は全部で20巻、1110首ある。冒頭に仮名序、巻末に真名序がついている。それぞれの分野に分けて編纂されており、分野は、春夏秋冬のそれぞれの季節、離別、恋、東歌などさまざまである。

古今和歌集の代表的な歌人は、選者の4人の他に、在原業平、小野小町、遍照、大江千里などである。作風は繊細優美で、女性的なたをやめぶりといわれる。

新古今和歌集は、第八番目の勅撰和歌集で、後鳥羽上皇の下命によって編集されたものである。選者は、源通具、藤原有家、藤原定家、藤原家隆、藤原雅経である。1205年に成立したが、その後も手が加えられている。収録されている和歌は全部で1980首ある。

新古今和歌集の代表的な歌人は、西行、慈円、藤原良経、式子内親王などである。作風は唯美的、技巧的、幻想的などと言われている。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。