小刀と短刀の違い

小刀と短刀の違い

- 概要 -

小刀(しょうとう)とは大刀に対して短い刀のことを言う。脇差のことを言うこともある。短刀とは、長さが一尺以下の刀の総称である。

- 詳しい解説 -

小刀(しょうとう)とは、日本刀の大刀(だいとう)に対するもので、刃の短い刀をいう。侍は大小二本の刀を差していたことから、小刀といえば特に短い方の脇差(わきざし)を指す。

小刀を「こがたな」と読めば、小型のナイフのことを意味しており、さらに、日本刀の鞘のわきに添える小柄(こづか)のこととなる。

短刀は日本刀の刃の短いものをいい、おおむね長さが一尺(約30センチ)以下のものである。近接攻撃用のものから古くは子女の守り刀(懐剣)として用いられたものでもある。

小刀(脇差)と短刀の大きな違いは、鍔(つば)があるかどうか、である。脇差は大刀の小型のものであるため、鍔がついているが、短刀は鍔がない。このため、合口(あいくち)という名称で呼ばれることもある。鞘と握りの部分がぴったりと合うようにできているからである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。