甲虫と昆虫の違い

甲虫と昆虫の違い

- 概要 -

昆虫は昆虫綱に分類される節足動物の総称であり、甲虫はその一種で、鞘翅目(甲虫目)に属する昆虫の総称である。

- 詳しい解説 -

昆虫は昆虫綱に分類される節足動物の総称である。昆虫は、頭部、胸部、腹部と3対六脚の脚で構成される。2対の翅をもつ有翅昆虫と翅をもたない無翅昆虫に大別できる。呼吸は気管と呼ばれる器官でおこない、哺乳類のような肺はない。ほとんどは、陸上にて生活を行い、水中昆虫も若干存在する。非常に種類が多いため、現在地球上で知られている動物のうち最も種類が多いのが昆虫で、約80万種いるとされている。

甲虫(こうちゅう)は昆虫の一種で、甲虫目(鞘翅目)の昆虫の総称である。前翅が鞘(さや)のように硬く、体を覆うようになっている。多数ある昆虫の種類でも最も多く、約37万種類が確認されている。

甲虫と書いてカブトムシと読むこともできるが、カブトムシは甲虫類のもっとも有名な昆虫である。甲虫にはほかにも、ゲンゴロウ、コガネムシ、ホタル、テントウムシ、カミキリムシなどが分類される。
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