強風と台風の違い

強風と台風の違い

- 概要 -

強風は単に風が強いことを意味するが、台風は熱帯低気圧の中江も最大風速が17.2メートル以上のものを限定してそのように呼ぶ。

- 詳しい解説 -

強風は単に強い風が吹いていること、またその風のことを言い、風速等の定めはない。そのため、人によってその風が強風であるのかそうでないのかの基準は異なる。

台風は通常、強風と大雨を伴う気象現象であり、厳密な定義が存在する。台風と呼ばれるものは、北太平洋の熱帯海上で発生した熱帯低気圧のうちで、風力が最大17.2メートル(風力8)以上に発達しているものである。台風における風は中心に向かって反時計回りに吹いており、勢力が大きい台風であれば中心に「台風の目」と呼ばれる無風地帯が発生する。そのため、渦動の中心から20キロメートル前後離れたところが風速の最大値となる。多くの場合、雨を伴い、雨は風が強い範囲よりも大きな範囲で降る。

インド洋上で発生するものはサイクロン、大西洋西部のカリブ海・メキシコ湾で発生するものをハリケーンと呼ぶ。これも発生地が違うだけで暴風雨を伴う熱帯低気圧としては台風と同じものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。