協定と契約の違い

協定と契約の違い

- 概要 -

協定は当事者間で協議して何かの取り決めをすることで紛争や競争を回避する目的がある。契約は二人以上の合意で成り立つ法律行為のことをいい、目的はさまざまである。

- 詳しい解説 -

協定とは、二者以上のものの間において協議して結ばれる取り決めのことで、その目的は主に競争や紛争を未然に防ぐため、または起きてしまっている競争や紛争を解決するためであることが多い。例えば、労使間の協定であれば、労働者と使用者間で結ばれる合意の事であるが、これはこの二者の間の労働争議を未然に防ぐために結ばれたものである。

また、国家間の条約に満たない合意についても取り決めも協定という。二国間協定であれば、この二国の間に何らかの衝突または衝突となりそうな事柄があり、それを解決するために結ばれる。

一方、契約は二者以上のものの間で交わされる法律的な取り決めであり、契約を交わすことは法律行為となる。上記の協定が紛争等の防止・解決が主な目的となるが、契約の場合はそういった限定はなく、物品の売買契約もあれば、労働契約もあり、結婚も身分上の合意を表した一つの契約である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。