業務委託と下請けの違い

業務委託と下請けの違い

- 概要 -

業務委託は本来自分で行うべき業務について他のものに依頼して行わせるものが業務委託、下請けは請負契約を受けたものが再度他のものにその業務を請け負わせることを言う。

- 詳しい解説 -

業務委託はある業務について、本来は自分(自社)で行うべきところを、他のものに依頼してそれを行わせることを言う。近年、企業がコスト削減や業務のスリム化を目指して、社内で行っていた業務について外部の企業や個人事業主に業務委託をすることが増えてきている。いわゆるアウトソーシングである。これを個人で受託したとしても、元の企業との間には雇用関係は持たない。

ある仕事の完成を目的として他の企業や個人に仕事を請け負わせることを請負(または業務請負)というが、請け負った企業または個人が再度別の企業や個人に同じ仕事を請け負わせる場合にその企業を下請けという。対して請け負わせた企業は元受けという。

業務委託は特定の業務を委託されており、その仕事を行うのみで、基本的な責任は委託元にあるが、請負はその仕事の「完成」を請け負っており、完成の目的が達成されない場合は請け負ったものの責任となる。例えば、何かの商品を調達してくるという業務があったとして、それを業務委託した場合は、通常考えらえるような手段において入手できなかった場合はその責任は委託元にあるが、請負の場合は入手することを目的として契約を行っているため、あらゆる手段を尽くしても手に入れる義務があり、それでも入手にいたらなかった場合は請け負ったものの責任となる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。