鑑査と監査の違い

鑑査と監査の違い

- 概要 -

鑑査は対象についてその優劣を鑑定し、審査することを言うが、監査は対象について監督し、検査することを言う。

- 詳しい解説 -

鑑査はその漢字の通りに、対象を鑑定し、審査することをいう。鑑定であるので、対象物についてそれが本物であるか偽物であるか、適当であるか否か、優れているか劣っているかなどを鑑定したのちに、審査を行う。例えば絵画などのコンクールにおいて、応募作品がコンクールの基準に適合しているのかどうか、応募条件を満たしているかどうかなどを鑑定したのちに、その優劣を審査することなどが鑑査である。

一方、監査は漢字の通りに解釈すると、監督し検査することである。原義的にはこの意味であるが、一般的には監査というと会計監査などの会計を検査することを指すことが多い。

例えば株式会社などの監査役や行政における会計監査院などいずれも業務の実情を検討し、それに見合った資金や税金の運用がなされているかどうかを第三者の立場で確認するものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。