がけ崩れと土石流の違い

がけ崩れと土石流の違い

- 概要 -

土石流とは、土と石などが豪雨などの原因で下流へ押し流されることを言う。がけ崩れとは、土石流と地すべりを合わせた現象のことである。

- 詳しい解説 -

土石流とは、長雨や集中豪雨、台風による降雨などの原因によって、山腹や谷底にある土砂や岩石が、水と一緒に下流に向かって押し流される現象のことを言う。土石流は雨水の他に土や岩石も含むことから、巨大な質量が川や斜面を流れ落ちるもので一体に大きな被害を及ぼす。

がけ崩れとは、土石流と地すべりの二つを合わせた現象のことを言う。原因は降雨などで、水分が地中にしみこむことで斜面が不安定になり、ちょっとした衝撃などで急激に崩れ落ちるものである。前兆現象はあるものの、崩れ落ち始めると一気に崩壊するため、逃げ遅れると被害に遭うことが多い。規模が大きい場合は人家もなぎ倒して押し流される。

近年では、地球温暖化の影響などから、豪雨が増えたり、台風の増加や強力化により上記のような土砂災害が増加している。そのため気象庁も危険性があるときには土砂災害警戒情報を出すことになった。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。