永久的と半永久的の違い
- 概要 -
永久的とは、いつまでも果てしがなく続くことを言うが、半永久的とは、ほとんど永久的とは変わらないものの、終わりがいつかあるということを言う。
- 詳しい解説 -
永久的とは、終わりがなく、いつまでも限りなく続くこと、果てしがないことを言うものである。
一方、半永久的とは、永久的とほとんど変わりはないものの、永久であるわけではなく、いつか終わりがくるものを指している。
例えば、ある商品の特性について「これは永久的に壊れません」といったならば、この地球がある限り、ずっと変わらずに壊れないということを示している。しかし「これは半永久的に壊れません」といえば、それは永久のようにずっと壊れないものではあるが、いつかは壊れる可能性がありますということになる。
永久的なものも半永久的なものも、人間は寿命がある動物であるから、最後まで見守ることができない。そのため、永久的なものは字義通り長く久しく続くものであろうが、半永久的なものは人が生きている間、つまり、あなたが生きている間は続きます、という意味であることもある。先ほどの例でいうと、「半永久的に壊れません」という商品は、「あなたが生きてその商品を使っている間くらいの時間は大丈夫です」ということになる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。