永遠と延々の違い

永遠と延々の違い

- 概要 -

永遠はそれがずっと未来永劫続くくこと、永久に途切れないで持続することをいうが、延々はただ長く続くことを言い、終わりがある。

- 詳しい解説 -

延々はただ何かが長く続く様子を表している。一方永遠は何かが終わりなく永久に続くことを表している。両者の違いは延々が長く続くとはいえ終わりがあるのに対して、永遠は終わりがなく果てしなく続くことである。

延々は「彼の説教は延々2時間にわたって続いた」「延々と果てしなく続く試練」「道に迷って延々と回り道してしまった」のように一般的に好ましくないことが長く続くときまたは長く続くことが好ましくないことを表現するのに使うことが多い。

一方、永遠は使用されるときには良い意味でも悪い意味でも使われる。また、永遠は哲学的には時間を超越した無時間性を持つとしている。つまり、永遠の真理などという場合はその真理が過去、現在、未来という時間の経過の概念の外にあるということ、時間を超えて不変であるということに当たる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。