胃液と胃粘液の違い
- 概要 -
胃で分泌される食べ物を消化するための液体の総称が胃液であり、胃粘液はそのなかに含まれる成分の一つのこと。
- 詳しい解説 -
胃では口から食べ物が摂取されると液体を分泌しつつ蠕動運動することで食べ物を消化している。その分泌される液体を胃液と呼ぶ。胃液は胃の粘膜から分泌され、大きく分けると胃酸、ペプシン、胃粘液の3つになる。すなわち、胃液は分泌される液体の総称で、その中の一成分が胃粘液である。
胃酸は食べ物の消化のほかに強い酸性の液体で口から食べ物と一緒に侵入してきたばい菌を殺菌する働きももっている。ペプシンはタンパク質を分解する酵素で蠕動運動により胃酸と混ぜ合わせられて食べ物を分解していく。胃粘液は胃の粘膜全体を覆うように分泌され、強い酸性を持つ胃酸から胃の粘膜を保護したり、食べ物の滑りが良くなるような働きも持っている。
胃粘液は胃の粘膜を守るベールのような働きを持っていることから、この分泌が悪くなると胃の粘膜が損傷し、いわゆる胃炎や胃潰瘍の恐れが出てくる。
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