ドライアイスと保冷剤の違い

ドライアイスと保冷剤の違い

- 概要 -

ドライアイスとは、二酸化炭素を圧縮冷却して液体にした後、更に固体にした冷凍剤の事で、保冷剤とは水とゲル剤と保存料等をプラスチック容器や袋に詰めた保冷用品の事である。

- 詳しい解説 -

ドライアイスとは、二酸化炭素を圧縮冷却して液体にした後、更に固体にした冷凍剤の事である。約-70℃という低温が得られる為、冷凍剤として用いられたり、液体化せずに白い二酸化炭素になってモクモクとした気体を発生させる為、演劇等の演出に使用されたりもする。保冷剤とは違い、気体になって何も残らない為再利用は出来ず、価格も高いが、少量で効果的に冷却する事が出来る。素手で触ると凍傷になる恐れがある為、取扱いには注意が必要だが、水に入れるとブクブク泡を出しながらモクモクと煙の様に気化する様はとても面白い。

保冷剤とは水とゲル剤と保存料等をプラスチック容器や袋に詰めた保冷用品の事である。蓄冷剤とも呼ばれる。ドライアイスとは違い、冷凍すれば何度でも繰り返し使える為経済的で、価格も安く、昔は保冷用にはドライアイスが入れられていたが、今では専ら保冷剤が入れられている。怪我をした時や熱がある時、患部等を冷やすのにも利用される。
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