渡米と訪米の違い
- 概要 -
渡米とは、海をわたってアメリカへ行く事で、観光や移住目的で行く時に用いる言い方である。一方訪米とは、アメリカを訪ねるという意味で、必ず「帰る」事が前提の言い方になる。外交目的で行く時に用いる事が多い。
- 詳しい解説 -
渡米とは、海をわたってアメリカへ行く事で、観光や移住目的で行く時に用いる言い方である。陸伝いに行く場合は違う。「渡る」という「行き」の事のみを指し、帰りがあるのかどうかは分からない表現である。その為、後々帰国予定であっても、そうでなくても用いられる。通常は留学や長期旅行(観光)、移住、社用でアメリカに行く場合のみに使い、外交の場合は用いない。
一方訪米とは、アメリカを訪ねるという意味で、必ず「帰る」事が前提の言い方になる。「渡米」はアメリカという「国」に行く事を目的としているが、訪米はアメリカという「政府」との会談等を目的としている。滞在期間はその目的によって様々ではあるが、いずれ必ず帰国する。外交目的でアメリカに行く時に用いる事が多く、「渡米」の様にプライベートや会社の仕事で行く場合は用いない。また、海を渡って行こうが、陸続きで行こうが外交目的でアメリカを訪れるなら全て「訪米」となる。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか?「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない!!といった言葉が結構あるでしょう?実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。