アッラーとヤハウェの違い
- 概要 -
アッラーとは、アラーとも呼ばれるイスラムの全知全能の唯一神の事である。ヤハウェとは、イスラエルの神で、万物の創造主とされる。
- 詳しい解説 -
アッラーとは、アラーとも呼ばれるイスラムの全知全能の唯一神の事である。ただし、アッラーというのは神を表す言葉で、名前では無い。万物の創造と破壊が出来る至高の神とされている。戒律により、図像化に関しては厳しく禁じられており、一切行われていない。
ヤハウェとは、旧約聖書にもあらわれるイスラエルの神で、万物の創造主とされる。その名を口にしてはいけないと言われており、ヤハウェの事は名前のかわりに「主（アドナイ）」と呼ぶ事になっている。ただ、この決まりを厳しく守り過ぎた上、ヘブライ語で書かれた旧約聖書は母音を表記していなかった為「JHWH」や「YHWH」としか分からず、この名前はあくまで想像で、本当の神の名は誰にも分からない。そのゆえ、エホバやヤーベと呼ばれる事もある。
ちなみにアッラーもヤハウェも、呼び方が違うが実は同じ一人の神であるという説がある。
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