当たり前と当然の違い
- 概要 -
当たり前とは、そうする事が常識、そうなってしかるべきという意味の比較的ゆるめの表現で、当然とは、当たり前と意味は同じだが、固めの口語や文章に用いる。
- 詳しい解説 -
当たり前とは、そうする事が常識であり普通の事、そうなってしかるべきという意味の比較的ゆるめの口語表現である。その為、目上の者等と話す場合にはふさわしくない言い方。元々は「当然」を「当前」と誤表記した事で生まれた言葉と言われている。名詞と形容詞の語幹として用いる。
当然とは、当たり前と意味は同じだが、固めの口語や文章に用いる。当たり前とは違い、目上の者と話す時や改まった場所ではこちらの表現を用いる。また、名詞と形容動詞の語幹に加え、副詞としても使える。
どちらも「常識」や「個人の価値観」といった曖昧で絶対的な決まりが無いものが基準になっている為、思い込みや決めつけが過ぎると価値観の違う人間からすれば違和感を感じたり、ずうずうしいと感じられてしまう事がある。
現代はたくさんの言葉・ワードが星の数ほど存在しています。私たち人間は言葉の意味を知ってはいますが説明してくださいと言われると正確に答えることができないものです。そしてそのあいまいさがよく似た2つの言葉の違いの境界線をぼかしてしまっています。なんとなくわかってるようだけど実は違いの核心を理解できていないことが多いものです。本サイトはよく似た言葉や物事の違いを約600点ピックアップし、ことこまかにそれぞれの違いを解説しております。あなたが中学生以上であれば、理解に苦しむことがないようにわかりやすく説明できていると思います。「年間所得と年収の違い」がわかりますか？「当たり前と当然の違い」「アリと羽根アリの違い」「イエスとキリストの違い」「内税と税込の違い」「イワシとシシャモの違い」などなど。言われてみればよくわからない！！といった言葉が結構あるでしょう？実は私も調べるまでははっきりとした違いは分かりませんでした。時間があるときに、1日1つでも読んでみてください。塵も積もれば山となるで、あなたの知識はどんどん増えていくと思います。
