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筋トレと肝臓には密接な関係がある。 肝臓は糖質やたんぱく質、脂質、ビタミンなどが小腸から吸収された後、体内で利用 できる物質に変える働きがあるけど、他にも血糖値を一定に保つ働きがあるんだ。 筋トレすると筋肉を動かす時、筋肉に蓄えられているエネルギー源（筋グリコーゲン）が 使われるけど、この筋グリコーゲンが足りなくなると血糖（血液中のブドウ糖）を エネルギー源として利用し始めるんだ。そうすると血液中のブドウ糖が少なくなるから 血糖を一定に保つために肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に作り変えて 血液中に放出する仕事をしなければいけない。つまり筋トレすると筋肉だけでなく 肝臓にも負担がかかってしまうんだ。 だから筋トレ前には筋肉中の筋グリコーゲンを満タンにしておかなくてはいけない。 筋トレのエネルギー源をできるだけ筋グリコーゲンだけでまかなうようにするんだ。 肝臓が疲れていると代謝がうまくいかない。もしパフォーマンスが低下したなら 肝臓の疲れを疑い、肝臓の疲労をとるために消化の良い食事をして思い切って 筋トレは少しの間休むようにしよう。 |
