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カーボ・ローディング(グリコーゲン・ローディングともいう)とは運動エネルギーとなる
グリコーゲンを通常よりも多く体に蓄えるための栄養摂取方法及び運動量の調節のことだ。
(※グリコーゲンは糖質のことでご飯やパスタなど炭水化物を摂ることで貯蔵される)
私たちの筋肉はエネルギーがないと動かすことができない。
そのエネルギーとは脂肪であったりグリコーゲンであったりするんだけど脂肪はたくさん
体内に溜めこむことができるが、即効的な利用には向いておらず、ほとんどのスポーツ
において即効性があるエネルギーはグリコーゲンなんだ。
競技(特にマラソンなどの持久系)において体内に蓄えているエネルギーは多い方が
いいに決まっているよね。カーボ・ローディングは体内に溜めこむグリコーゲン量を
通常よりも多くすることができるってわけ。
カーボ・ローディングの方法
試合(大会)までの日数 |
食事 |
運動量 |
6日前 |
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糖質を使い果たす運動 |
4〜6日前 |
適度な糖質を含む通常食 |
少ない運動量 |
3日前 |
高糖質食 |
少ない運動量 |
前日〜2日前 |
高糖質食 |
少ない運動量または休む |
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ミニマッスルメモ |
グリコーゲンは肝臓と骨格筋に貯蔵されるんだけど、
肝臓のグリコーゲンは主に血糖の維持に使われ、骨格筋のグリコーゲンは
筋肉での運動エネルギー源になる。骨格筋のグリコーゲン量が減ると血糖が使われるよ。 |
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