利子と利回りの違い

利子と利回りの違い

- 概要 -

利子とは、金銭を銀行などに預けたり、他人に貸したりした場合に一定の率でかかる対価のことである。利回りとは、投資、特に株式投資において、投資した額に対する利益の割合のことを言う。

- 詳しい解説 -

利子とは、金銭を銀行に預けたり、誰かに金銭を貸し付けた利した時に、得る対価のことで、一定の割合(利率)に応じて支払われるものである。利息ともいう。

日本においては、法律によって請求できる(または受領できる)利子の上限は決まっており、利息制限法によると、元本が10万円未満のものであれば、年20%の利息、10万円以上100万円未満であれば、18%、100万円以上であれば15%と定められている。これを超えていれば借り手は支払い義務はないが、借り手が任意に支払った場合には、貸した側はこれを受領しても問題ない。ところが、一般的にはその制度は知られておらずそのため、消費者金融(いわゆるサラ金)の中には29%程度の利子を課しているものもいる。

利回りとは、投資に対する利益の割合のことを言う。最も多くの場合、株式などの投資において、株価に対して得られる配当金の割合のことを言う。つまり、1年間の期間において、受け取った配当金の金額を株式を購入した時の代金で割ったものを言う。

預貯金においての利回りとは、預金金利のことである。元金が100万円で1年後に10万円の利息が付いて110万円になった場合、利回りを計算すると、10万円÷100万円=0,1で利回り0.1%となる。
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