ペーストとマッシュの違い
- 概要 -
食べ物において、ペーストとは、練った食品のことで、どろどろとした液体と固体の中間のものを言う。マッシュとは、主にジャガイモなどをゆでてつぶしたもののことを言う。
- 詳しい解説 -
食べ物において、ペースト(英語ではpaste)とは、練った食品のこと全般を指している。また、練ったものでなくとも、どろどろとしているもの、ちょうど液体と固体の中間のような状態のものをペーストと呼ぶ。
ペーストとされる食品には、味噌、バター、ジャム、練りごまなどがある。いずれも原材料の食品を加工して練り生地のようなものにしている。かまぼこの原料である魚のすり身もペーストである。ペースト状態の食品は流動性が高く、他の食品に塗り広げたり、混ぜ込んだりするのにとても便利である。原型が壊れているために、食べたときの消化もよく、栄養吸収もよいとされる。
マッシュとは、英語のmashのことで、主にジャガイモなどの野菜をゆでて押しつぶしたものを言う。英語のmashといえば、つぶしたジャガイモのことを指すほどである。一般的にペーストよりも粒がのこり、荒い。
調理器具には、マッシュを専用にする器具、つまり押しつぶす専用の器具がある。名前は押しつぶすものの英語masherからマッシャーと呼ばれる。形状はフライ返しの先端の部分を柄と垂直になるように折り曲げたものが一般的であるが、排水口の蓋のような太い網目状の円盤のようなものに柄がついたものもある。一般的にはジャガイモを押しつぶすポテトマッシャーであるが、他にもトマトマッシャー、エッグマッシャーなどがある。トマトマッシャーはトマトソースを作る際にトマトを押しつぶすもの、エッグマッシャーは、サンドイッチやタルタルソースなどを作る際にゆで卵を押しつぶすためのものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。