プロレスとボクシングの違い
- 概要 -
プロレスとは、興行として行われるレスリングで、観客を楽しませることを目的とするものである。ボクシングは格闘技の一種であり、紀元前からすでにあるスポーツである。
- 詳しい解説 -
プロレスとは、プロレスリングの略で、アマチュアのレスリングがスポーツ、格闘技であるのに対して、興行を主な目的としており、観客を楽しませることが重要なファクターとなっている。
プロレスは６ｍ程度のサイズの四角いリングにロープを張ったもののなkで行われる。道具などは用いずに、1対１または2対2などで対戦を行い、フォールと呼ばれる相手の両肩をマットに3カウント以上押し付けた方が勝ちとなる。カウントは審判（レフェリー）が行う。興行として会社が開催するため、入場料が大きな収入となっている。また、観客を楽しませるために、例えばレフェリーがカウントをわざと遅くしたり、反則技をしてみたり、場外乱闘をしたりなどいろいろな仕掛けが施されている。
ボクシングはスポーツ、格闘技の1種でプロレスと同じようなリングで行われる競技である。1対1の対戦式で、手にグローブをはめて相手を打ち合い、相手をノックアウトすることで勝負を決める。古くは紀元前からオリンピックでも採用されていたとされ、世界中に愛好者がいる。
ボクシングにはアマチュアとプロがあるが、プロボクシングでも、プロレスリングのように反則をたのしむようなものではなく、基本的には真剣勝負である。男子のシニアでは体重別に10階級が設定されており、一番軽いライトフライ級（４６〜４９ｋｇまで）から、一番重いスーパーヘビー級（９１ｋｇ以上）と選手が不公平にならないようになっている。
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