乳液と保湿液の違い

乳液と保湿液の違い

- 概要 -

乳液も保湿液も化粧品の一種である。乳液は乳状の液体のことで、油分が含まれた液体で保湿作用がある。保湿液は油分以外の保湿成分を含み強力な保湿作用がある。

- 詳しい解説 -

乳液も保湿液もどちらも皮膚に使う化粧品の一種である。基礎化粧品とも呼ばれ、素肌の調子を整えたりするのに使われるものである。

乳液は、一般的には化粧水のあとに肌に塗るもので、乳状の液体のことである。基本的に細密な油分の粒が含まれていて、そのために白濁したような色に見える。化粧水は皮膚から失われた水分を補充するために付けるが、乳液は化粧水の上からつけることで水分に油分で蓋をするようにすることで乾燥を防ぐ役割をするものである。

保湿液とは、文字通り、保湿をするための専用の化粧品である。以前は、肌の水分は表面に油の層を作ることで保持するのが一般的な方法であった。しかし、近年では、保湿成分に水分を吸着・結合させることで皮膚の表面に水分を保持させる方が効果があることが分かってきた。そのため、乳液ではなく、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分を含む液体を塗ることで、乳液以上の保湿力を作り出そうとしているのである。

一般的には化粧水プラス保湿液であるが、化粧水、乳液、保湿液とすべてを塗っても問題はない。
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