炊き込みご飯とパエリアの違い
- 概要 -
炊き込みご飯は、和食で米と具を一緒に炊くものである。パエリアはスペイン料理のひとつで、米と魚や肉を一緒にオリーブ油などで煮込む料理である。
- 詳しい解説 -
炊き込みご飯は和食のひとつで、米と肉や野菜などを一緒に炊き込む料理である。かやくご飯、五目御飯とも呼ばれる。
最も一般的な炊き込みご飯は、米と、鶏肉、油揚げ、しめじ等のキノコ、ニンジンなどの具材ををだし汁、しょうゆ、酒、塩などとともに炊き込むものである。食材を変えれば、様々なアレンジをすることができるため、バリエーションが非常に豊かである。秋の栗の季節には、栗ご飯、松茸ご飯、春にはたけこのご飯、あさりご飯などもある。また、おめでたい席に出される赤飯も炊き込みご飯の一種である。
パエリアは、米と肉、野菜、魚介などをオリーブ油とサフランで煮込んだ料理のことである。炊き込みご飯が炊飯器や土鍋などで炊かれるものであるが、パエリアは基本的にフライパンを使って調理される。「パエリア」とは本来バレンシア語でフライパンを意味するものである。現地ではパエリア専用のフライパンがあり、これは一般的なフライパンとは異なり、非常に底が浅く、両側に取っ手がついているものである。
パエリアの調理法は、鍋で具を炒め、水と米と着色料としてのサフランを入れて煮込むものである。最もよく使われる具材は、鶏肉や白身魚、ムール貝で、その他に玉ねぎ、インゲン、パプリカ、トマト、イカなどを加えて作られる。
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