胎盤とへその緒の違い
- 概要 -
胎盤とは、妊娠した際に、子宮の内部にできる組織のことで、胎児と母体の間での栄養交換やガス交換などを行うための組織である。そこから伸びた管状の器官で胎児につながるものがへその緒である。
- 詳しい解説 -
胎盤とは、妊娠した母体の子宮内部にできる組織のことで、胎児と母体の間のガス交換や栄養交換などが行われる臓器のことである。この胎盤から伸びた管状の器官は胎児につながっている。この器官のことをへその緒(臍帯)という。胎児はへその緒を通じて母体から栄養や酸素などのガスを得ている。
胎盤は、毛細血管の集まった絨毯のような組織で、妊娠5週目ごろから形成されていく。おおよそ13週目には完成される。母体からきた有害物質などはほとんどがここで遮断される。胎盤の組織は、母体由来の細胞と、胎児由来の細胞とが複合して形成されるものである。胎盤は分娩が終了すると、数十分のうちに後産として娩出されてくる。
へその緒とは、臍帯とも呼ばれる組織で、胎盤と胎児をつなぐ管状のものである。個人差はあるが、幅が2センチ程度、長さは50〜60センチある。妊娠中に胎児にへその緒が巻き付くことがあり、胎児が仮死状態に陥ったり最悪死亡したりすることもある。しかし、巻き付いていること自体は決して珍しい事ではない。臍帯の中の血液は造血幹細胞に富んでいることから、白血病などの血液の難病治療に用いられることがある。
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