赤血球とヘモグロビンの違い
- 概要 -
赤血球は人の血液に含まれている成分のひとつで、全身の細胞に酸素を運ぶ働きを持っている。ヘモグロビンはその赤血球が含有している成分のことで赤い色の由来である。
- 詳しい解説 -
赤血球はヒトなどの血液に含まれている細胞の一種である。血液には他に白血球、血小板と血漿が含まれている。赤血球は血液の最も主要な部分を占めており、肺から取り入れられた酸素を体の各所へ運搬する働きを持っている。
赤血球は骨髄で作られ、およそ4か月すると肝臓や脾臓により壊されて役目を終える。赤血球の形は円盤状で、中央部がややへこんでいる。核はない。
ヘモグロビンは、赤血球に含まれる成分のことで、血色素とも呼ばれる。赤血球が赤い色をしている理由がこのヘモグロビンであり、おおよそ赤血球の33%の割合を占めている。
ヘモグロビンという名前は、ヘム(鉄分を含む色素)とグロビン(タンパク質)に由来しており、複合的なたんぱく質である。ヘモグロビンは酸素と結合する能力が高く、酸素と結合していると鮮やかな赤色、酸素を切り離した後は暗い赤色となる。前者は動脈血、後者は静脈血の色となる。
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