セクションとパートの違い
- 概要 -
セクションもパートも英語からきた言葉であるが、セクションは他と明確に区別された一部分を意味しており、パートは全体の中の一部分を意味している。
- 詳しい解説 -
セクションもパートも英語から由来している言葉で「部分」という意味を持つ語である。
セクション(Section)は意味が部分、断片、仕切られた部屋などの意味がある。文章の節、段落、会社の中の部、課などの意味もある。いずれの場合も「他と明確に区分されているその部分」のことを言っているものである。
一方パート(Part)は、部分、要素、割合、器官、文章などの部、連載物の回などの意味を持っている。いずれの場合も「全体の中の一部分」という意味合いがある。
パートとセクションの違いであるが、上記で説明したようにパートは念頭に「全体」があり、「その中の」一部分のことを言いたい時に使われる。セクションの方は、全体は念頭にあるとしても、その注目点はその中にある明確に「区別ができる(している)一部分」のことである。
例えば、無理やりにピザでいうならば、それぞれに切り離すことができる、そして明確に1つの部分として認識することができる一つ一つの三角形のものをセクションといい、チーズがかかっているところであったり、マヨネーズがかあっているところといったピザ全体のうちの一部分のことをパートという。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。