奨励金と報奨金の違い
- 概要 -
奨励金は、なんらかの事業や活動などの推進するために払われる金銭のことであるが、報奨金は何らかの事業や活動の成果に対して払われる金銭のことである。
- 詳しい解説 -
奨励金とは、なんらかの事業や活動を推進するために、対象者により一層の努力をさせるべく支払われる金銭のことを言う。例えば、「がん撲滅のための奨励金」というと、がんの研究をしている研究機関や大学などに支払われる助成金や補助金のことである。この金銭を利用して一層研究を進めてほしい、という意味合いのものである。
報奨金は、なんらかの事業や活動の成績が良好であった場合に支払われる金銭のことを言う。成果を「報いる」ためのお金である。成果がでたことで、その対象者の努力や勤労を報い、同時にさらなる努力を推奨するためのものである。例えば、営業活動をしているものに対して、当初の目標を上回る成績を出したものには報奨金が授与される、というものや、オリンピックにおいて、金、銀、銅、それぞれのメダルを獲得したメダリストに贈られる金品のことである。
奨励金は成果が出るように贈られるもので、報奨金は成果が出たから贈られるものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。