ジャガーとピューマの違い
- 概要 -
どちらも北米・南米大陸に生息するネコ科の大型動物であるが、身体に斑点のような模様があるのがジャガー、ないのがピューマである。
- 詳しい解説 -
ジャガーもピューマもどちらも北米〜南米大陸に生息する大型の肉食獣である。
ジャガーは体長１．２〜１．８メートル、体重は５０〜１５０キロ程度で、ネコ科でも大型の部類である。南北アメリカ大陸に生息するものとしては最大である。体つきのわりに、頭部が大きく、したがって噛む力が非常に強いのが特徴である。外見にも大きな特徴があり、黄色がかった体色で、黒色に縁取られたオレンジ色の斑紋がある。いわゆるヒョウ柄のような柄であるが、ヒョウはただの黒点であり、ジャガーの柄は中心部がオレンジ色であるところが異なる。泳ぎが堪能である。
ピューマは体長１〜１．８メートル、体重６５〜１００キロ程度である。同じようなネコ科の大型肉食獣の中で比べると、眼球が特に大きいため、視力が高いとされる。体毛は黄褐色で、耳の縁と尾の先だけが黒い。ジャガーとは異なり、斑紋はない。しかし、子供のうちには表のような黒点と尾に黒い輪がある。これは成長とともに消えていく。敏捷で跳躍力が非常に優れている。
ジャガーとピューマの見分け方はその模様があるかどうか、である。
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