骨子案と素案の違い
- 概要 -
骨子案とは、全体の骨組みである大まかな案のことを言うが、素案も大まかな段階での案のことであり、ほとんど違いはない。
- 詳しい解説 -
骨子案は、正式な案になる前の大まかな案のことを言う。案全体の骨組みになるような案のことで、要点のみをまとめているものである。通常はこの骨子案に他の具体的なものを肉付けしていくことで全体案を完成させていく。
素案も、正式な案ではなく大まかな案のことを言う。その意味では骨子案と同じ意味で違いはない。ただ、素案の場合は、原案になる前、骨子案になる前段階での「基本的な考え方」を示すような段階のものを指すことも多く、その場合は骨子案とは多少違ったものとなる。
通常、何らかの計画などをする場合は、コンセプトを示し、そこから簡単で大まかな案を作り、最終的に具体策が載った正式な案が提示されて、正式決定をすることになる。この流れの場合は、コンセプトの提示としては「素案」を出し、もう少し大まかな案の段階で「骨子案」を出し、最終的に正式な最終案が出され決定となる流れになる。素案も骨子案も数度にわたって手が入り修正されていくものである。
素案や骨子案は文章ではなく、ただの箇条書きによる提示であることも多い。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。