国際線と国内線の機体の違い
- 概要 -
国際線の機体には機内食提供用の設備があったり、シートのグレードがわかれていたりするが、国内線はそういったことがないものがほとんどである。そのため、国内線の機体は国際線に飛ばさないが国際線の機体を国内に飛ばすことはある。
- 詳しい解説 -
国際線の機体は国内線にくらべて長距離を飛ぶ想定になっているため、種々の設備が異なる。例えば、国際線の機材では、機内食を提供する必要があるため、機内食を温める場所やその保管場所がある。また、国際線ではシートがファースト(ないものもある)、ビジネス、エコノミーとクラスが分かれているため、それに対応したシートアレンジ、シート設備となっている。
しかし、国内線と国際線で機材が相互融通されていないかというと、そういうわけでもなく、時に国際線の機材が国内線に使われることがある。これは、国際線の機材を効率よく回すためである。また、何らかの突発的な出来事などで国内線の機材が不足した場合に国際線の機材を充当することもある。その場合は、ビジネスクラス相当の座席がエコノミー料金で乗れることがあったり、シートピッチが広かったり、モニターが豪華であったりと乗客には好評である。
ただ、国内線の機材が国際線に使用される例は上記設備の関係からあまりなく、あったとしてもアジア圏内の比較的近い路線において、である。さらに、関税法において外国に行く飛行機は外国貿易機としての資格が必要であるため、国内線の機材を国際線に使用しようとする場合にはその資格変更が必要であり、税関において手続きが必要である。
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